松平先生の著作の中では珍しく評価がマイナス側に振れています。
購入者の期待する位相と松平先生の伝えたい位相にズレがあるということのように見受けられます。
実は、いただいたコメントは松平先生自身が抱いておられる『日本語における速読』の現段階での限界と速読を志す人の願望とのギャップを鋭く炙り出した感想だと言えそうです。
かみ砕いて言えば、「もっとそれ以外で何かこれという方法はないのか?」という期待感がもたらすものと言えばいいでしょうか。
松平先生は、カリフォルニア大学バークレイの授業(アメリカでは留学生向けに英語のスキップリーディングの授業を行う)を下地に、自らが学習塾、予備校で指導されていた際に指導されていた「日本人が英語を理解する時の技」をいくつか組み合わせたものとして本『左脳型速読術』をまとめられました。